モクレン科 |
ユリノキ属
リリオデンドロン属 |
名称 | ユリノキ(百合の樹)ハンテンボク(半纏木)
チューリップノキ(チューリップの木) |
---|---|
英名 | Tulip tree |
学名 | Liriodendron tulipifera |
名の由来 | 「Tulip tree」「チューリップノキ」は、花の形から。 「ハンテンボク」は、葉の形から。 |
性状 | 高木/冬季落葉 |
大きさ | 高さ:30~60m/葉身長:15~25cm/花径:50~60mm |
形態 | 樹形は広円錐形。樹皮は暗灰白色で、老樹では縦に細かい割れ目を生ずる。形が袢纏に似た葉の先端は2つに別れ、長い柄があり、互生する。葉は秋には黄褐色になる。5~6月頃、新枝の先にカップ形の花を1個づつ上向きに咲かせる。花は外側が薄緑色、内側が黄緑色、弁の底は橙色の6弁花。果実は翼果が多数集まる集合果で、10月ごろ熟す。 |
類似 | 「ユリノキ」は葉はやや小さく、切れ込みは浅い。花はカップが深く、花弁基部にオレンジの斑が入る。 「シナユリノキ」は葉はやや大きく、深く切れ込み、新葉の色が紫褐色になる。花はカップが浅く、緑が濃くてオレンジ斑は入らず、雌しべが大きく突き出ている。 |
品種 | 斑入り葉の種類がある。 |
原産地 | 北アメリカ東部 |
生育 | 成長が早い。植付け場所を選ばない。強剪定に耐える。移植はやや困難。 |
利用 | 街路樹、庭園樹、公園樹。材は光沢が美しく工作が容易なため、家具材、器具、建築に用いる。 |