コウヤマキ科 |
コウヤマキ属
スキアドピティス属 |
名称 | コウヤマキ(高野槙)ホンマキ(本槙) |
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英名 | Japanese umbrella pine |
学名 | Sciadopitys verticillata |
名の由来 | 「コウヤマキ」は、和歌山県の高野山に多いことから。 |
性状 | 高木/常緑/雌雄異花 |
大きさ | 高さ:35~40m/葉長:6~12cm |
形態 | 幹は直立し、円錐樹形。樹皮は灰褐色から赤褐色で縦に裂け、鱗片状にはがれる。長枝に鱗片葉が螺旋状に互生し、その脇についた短枝の先端に20~40本の葉が輪生する。濃緑色で線形の葉は2枚の葉が合着し、1枚のように見える。花は3~4月に咲き、雄花は楕円形で20~30個が頭状に集合。雌花は1~2個つく。球果は円筒状楕円形で翌年の秋に熟す。球果の先に葉を生ずる場合がある。 |
品種 | 斑入りや枝垂れの園芸品種がある。 |
原産地 | 日本(東北~九州) |
生育 | 幼木の成長は遅い。暖地の低地では栽培が難しい。やや日陰がいい。剪定しても萌芽しにくいので、放任。挿し木は困難。 |
利用 | 公園樹、庭園樹、庭木、社寺林。材は緻密で腐りにくく、良質の建築材、建具材、細工物にする。 |