マツ科 |
ヒマラヤスギ属
ケドルス属 |
名称 | ヒマラヤスギ(ヒマラヤ杉)ヒマラヤシーダー |
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英名 | Himalayan cedar, Deodra ceder |
学名 | Cedrus deodara |
名の由来 | 「deodara」は、“神の宿る木”の意。 |
性状 | 高木/常緑/雌雄異花 |
大きさ | 高さ:20~30m/葉身長:5cm/花長(雄花):40~50mm/花長(雌花):20~30mm/果長:5~10cm |
形態 | 樹形は円錐形で、枝は水平に出て垂れ下がる。枝は下の方までよく張る。樹皮はやや青みがかった灰褐色。葉は白みのある緑色で、軟らかな針状をなし、長枝で互生、短枝で束生する。 雌雄異花で、10~11月頃に短枝の先につく。雄花は細い唐辛子形で直立、雌花は緑白色の長楕円形で短枝の中央に咲く。球果は赤褐色の円筒形で上向きにつき、翌年の秋に成熟すると主軸を残して鱗片がバラバラに落下する。残った松かさはバラの花のように見えることから、シダーローズと呼ばれる。種子には短い翼がある。 |
類似 | 「アトラスシーダー」の枝は斜上する。葉は短い。 「ヒマラヤスギ」の枝は下に垂れ下がる。葉は長い。 |
品種 | 葉色が黄緑色や青緑色のもの、匍匐性の園芸品種がある。 |
原産地 | ヒマラヤ北西部、アフガニスタン |
生育 | 耐寒性はそれほど強くなく、耐陰性も劣り、大気汚染にも弱いが、生育は旺盛。根張りが浅く、風に弱い。 |
利用 | 庭園樹、公園樹。 |