アブラナ科 |
アブラナ属
ブラッシカ属
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名称 | ハボタン(葉牡丹) |
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英名 | Flowering cabbage, Flowering kale |
学名 | Brassica oleracea var. acephala |
名の由来 | 「ハボタン」は、色鮮やかな葉が幾重にも重なる姿が、牡丹の花のようであることから。 |
解説 | |
性状 | 多年草 |
大きさ | 高さ:20~60cm/花径:20mm |
形態 | 秋に芽生え、ロゼット状で越冬し、早春に茎を伸ばす。ロゼットは短い茎に大きな葉が密につくため、球状になる。寒さに当たると、葉が色づく。2月頃から茎が伸び、葉と葉の間隔が開き、丈が高くなる。4月頃、茎先に総状花序を作り、黄色の4弁花を咲かせる。 |
品種 | 葉色は白、赤、赤紫など。葉の形状の違うものや、大きさの違うもの、茎が伸びる高性種などの品種がある。 江戸時代から育種された古い系統では、やや高性で平板な丸い葉の「東京丸葉系」、葉に細かい縮緬がある「名古屋縮緬系」、その中間の形状の「名古屋縮緬系」がある。 近年は改良が進んで、葉の切れ込みが深い「珊瑚葉系」、切り花用で最初から高性の「踊り葉牡丹」、その他色合いや質感の異なる様々な品種がある。 |
原産地 | ヨーロッパ |
生育 | 通常は一年草(夏~翌初夏の越年性)として扱うが、2~3年かけて茎を伸ばし、“踊り葉ボタン”に仕立てることもできる。暑さには、やや弱い。アブラムシや青虫の食害によくあう。 |
利用 | 花壇、鉢植え、切り花。 |
名称 | 大阪丸葉系 |
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特徴 | 葉が丸く、ゆるく縮れている。「東京丸葉系」と「名古屋縮緬系」との交配種。 |
名称 | 名古屋縮緬系 |
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特徴 | 葉が細かく縮れている。 |
名称 | 銀葉系 |
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特徴 | 葉の表面のブルームが多く、粉っぽい銀葉タイプ。 |