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最終更新日:2024.9.3
モクセイ科
 
Ligustrum(リグストルム)
イボタノキ属
リグストルム属
名称

トウネズミモチ(唐鼠黐)

英名
Grossy privet, Chinese privet
学名
Ligustrum lucidum
性状
高木/常緑
大きさ
高さ:10~15m/葉身長:6~12cm/葉柄長:10~20mm/花序長:20cm/花径:8~10mm/果長:8~10mm
形態
主幹を立てるが、基部から多くの枝を出す。樹皮は灰褐色で皮目がある。葉は表面にやや光沢があり、先が尖った卵形で、全縁で、対生する。5〜6月頃、1年枝の先に円錐花序を作り、白い花を咲かせる。花冠は4裂して裂片が反り返る。雄しべは2本で花冠から長く突き出る。葯は赤味がかった薄茶色。花には香りがある。果実は長球形で、10月~翌2月頃に粉っぽい黒紫色に熟す。
類似
ネズミモチ」は樹高が低く、葉はやや小さめで、葉を透かしても葉脈の細脈が透けない。葉は菱形状の楕円形。円錐花序がやや小さめ。
「トウネズミモチ」は樹高が高く、葉はやや大きめで、葉を透かしてみると葉脈の細脈が透けて見える。葉は卵形。円錐花序がやや大きめ。
品種
葉に斑が入る園芸品種がある。
原産地
中国(中南部)
生育
強健で、各種公害にも強く、刈り込みにも耐える。耐陰性があるが、日陰だと花つきが悪くなる。「ネズミモチ」よりも成長が早い。繁殖は、挿し木、実生。
利用
庭木、公園樹、公共緑地、道路分離帯、生け垣。果実は薬用に利用される。
トウネズミモチ
千葉県習志野市、緑地
2021.5.20
トウネズミモチ
千葉県千葉市、緑地
2021.5.16
トウネズミモチ
千葉県習志野市、香澄公園
2020.5.20
トウネズミモチ
千葉県習志野市、緑地
2021.5.18
トウネズミモチ
千葉県船橋市、緑地
2021.6.23
トウネズミモチ
千葉県習志野市、緑地
2021.8.1
トウネズミモチ
千葉県習志野市、緑地
2024.9.1
トウネズミモチ
千葉県習志野市、緑地
2024.9.1
トウネズミモチ
千葉県千葉市、緑地
2021.12.7
トウネズミモチ
千葉県千葉市、緑地
2021.12.7
トウネズミモチ
東京都中野区、集合住宅
2005.12.23
トウネズミモチ
千葉県千葉市、緑地帯
2008.12.27
トウネズミモチ
葉脈が透ける
千葉県習志野市、緑地
2021.5.20
トウネズミモチ
千葉県千葉市、緑地
2007.12.1
トウネズミモチ
千葉県千葉市、緑地
2021.5.16
トウネズミモチ
千葉県習志野市、香澄公園
2020.5.20
トウネズミモチ
千葉県習志野市、緑地
2021.5.18
ネズミモチ
果実
東京都新宿区、公園
2005.11.26
トウネズミモチ
果実
千葉県千葉市、緑地
2007.12.1
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