モクセイ科 |
イボタノキ属
リグストルム属 |
名称 | トウネズミモチ(唐鼠黐) |
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英名 | Grossy privet, Chinese privet |
学名 | Ligustrum lucidum |
性状 | 高木/常緑 |
大きさ | 高さ:10~15m/葉身長:6~12cm/葉柄長:10~20mm/花序長:20cm/花径:8~10mm/果長:8~10mm |
形態 | 主幹を立てるが、基部から多くの枝を出す。樹皮は灰褐色で皮目がある。葉は表面にやや光沢があり、先が尖った卵形で、全縁で、対生する。5〜6月頃、1年枝の先に円錐花序を作り、白い花を咲かせる。花冠は4裂して裂片が反り返る。雄しべは2本で花冠から長く突き出る。葯は赤味がかった薄茶色。花には香りがある。果実は長球形で、10月~翌2月頃に粉っぽい黒紫色に熟す。 |
類似 | 「ネズミモチ」は樹高が低く、葉はやや小さめで、葉を透かしても葉脈の細脈が透けない。葉は菱形状の楕円形。円錐花序がやや小さめ。 「トウネズミモチ」は樹高が高く、葉はやや大きめで、葉を透かしてみると葉脈の細脈が透けて見える。葉は卵形。円錐花序がやや大きめ。 |
品種 | 葉に斑が入る園芸品種がある。 |
原産地 | 中国(中南部) |
生育 | 強健で、各種公害にも強く、刈り込みにも耐える。耐陰性があるが、日陰だと花つきが悪くなる。「ネズミモチ」よりも成長が早い。繁殖は、挿し木、実生。 |
利用 | 庭木、公園樹、公共緑地、道路分離帯、生け垣。果実は薬用に利用される。 |