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最終更新日:2016.7.4
ムクロジ科
 
Aesculus(アエスクルス)
トチノキ属
アエスクルス属
名称

トチノキ(栃の木、橡の木)

英名
Japanese horse chestnut
学名
Aesculus turbinata
性状
高木/冬季落葉
大きさ
高さ:15~35m/(小葉)葉身長:15~30cm/花序長:15~25cm/花径:15mm/果径:30~50mm
形態
幹は直立し、樹冠は広円形。樹皮は灰褐色。葉は、小葉5~7枚からなる掌状複葉で、対生する。小葉は先が尖った倒卵形で、浅い鋸歯があり、葉脈が平行に並ぶ。秋には黄褐色になって落葉する。5月頃、枝先に大きな円錐花序を直立させ、雄花と両性花をつける。花は白色の4弁花で、花弁の基部がやや紅色を帯びる場合もある。雄しべは花弁から大きく突き出る。果実は球形の蒴果で、果皮が厚く、ざらついた斑点がある。9月頃、熟すと3つに割れて、種子を1~2個出す。種子は下部は白茶色で、上部は光沢がある茶褐色。
類似
「トチノキ」は、大型。葉も大型で、表面はフラットで、鋸歯が小さい。
マロニエ」は小型。葉も小型で、表面が波打ち、鋸歯が大きい。
原産地
日本(北海道部南部~九州)、中国
生育
山地の渓流沿いに自生する。乾燥に弱い。成長は遅く、花はかなり大木に成長してからでないと咲かない。
利用
庭園樹、公園樹、街路樹。花はミツバチの蜜源となるが、トチ蜜はやや苦みがある。果実は渋抜きをしてトチ餅に利用される。材は家具、船舶車輌、屋内建材、楽器、漆器素地に使われる。
トチノキ
千葉県習志野市、街路樹
2016.4.15
トチノキ
赤味がかった新葉。開く前の芽はヌメヌメとした質感で光沢がある
千葉県習志野市、街路樹
2016.4.15
トチノキ
東京都新宿区、戸山公園
2007.4.29
トチノキ
東京都新宿区、戸山公園
2007.4.29
トチノキ
東京都新宿区、戸山公園
2007.5.8
トチノキ
東京都新宿区、戸山公園
2005.5.7
トチノキ
東京都新宿区、戸山公園
2007.5.3
トチノキ
東京都新宿区、戸山公園
2005.8.20
トチノキ
東京都新宿区、戸山公園
2007.5.8
トチノキ
東京都新宿区、戸山公園
2007.5.3
トチノキ
果実と種子
2007.10.6
NOTE
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