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最終更新日:2024.2.27
ミソハギ科
 
Lythrum(リトルム)
ミソハギ属
リトルム属
名称

ミソハギ(禊萩)

ボンバナ(盆花)
学名
Lythrum anceps
Lythrum salicaria var. anceps
Lythrum salicaria subsp. anceps
名の由来
「ミソハギ」は、仏前に供えられ“禊(みそぎ)”に用いられることから。
湿地に生える「ミゾハギ(溝萩)」が転じたという説もある。
性状
多年草/小さな芽で越冬
大きさ
高さ:50~80cm/葉身長:4~6cm/花序長:20~30cm/花径:12~15mm
形態
直立し、上部で枝を出す。全株無毛で、茎は上部ほど四角く不明瞭な稜がある。葉は広披針形で、十字対生する。6~8月頃、葉腋に3~5本の穂状花序を作り、紅紫色の花を咲かせる。花弁は4~6個で、皺がよっている。雄しべと雌しべの長さは、個体によって著しく差がある。
類似
「ミソハギ」は、全株無毛で、葉の基部は茎を抱かない。葉はやや細長い。花期が6~8月。
エゾミソハギ」は、茎や葉、花序に短毛があり、葉の基部は茎を抱く。葉は幅が狭く細長い。期が7~9月。
原産地
日本(本州、四国、九州)、朝鮮半島
生育
日当たりの良い野山の水辺、湿地に自生。乾燥にもそこそこ耐える。自生のなかった北海道にも園芸種が逸出した模様。
利用
花壇植え、切花。全草を乾燥させたものは、薬用として利用される。
ミソハギ
千葉県千葉市、集合住宅
2006.8.6
ミソハギ
千葉県千葉市、花の美術館
2021.8.21
ミソハギ
千葉県千葉市、花の美術館
2021.8.21
ミソハギ
千葉県千葉市、花の美術館
2021.8.21
ミソハギ
東京都文京区、小石川植物園
2008.7.29
ミソハギ
花。雌しべが短い
千葉県千葉市、集合住宅
2006.8.6
ミソハギ
花。雌しべが長い
東京都文京区、小石川植物園
2008.7.29
NOTE
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