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最終更新日:2007.9.4
ベンケイソウ科
 
Hylotelephium(ヒロテレフィウム)
ムラサキベンケイソウ属
ヒロテレフィウム属
名称

ミセバヤ(見せばや)

タマノオ(玉の緒)
英名
October daphne, Japanese stonecrop
学名
Hylotelephium sieboldii
名の由来
「ミセバヤ」は、“見せたい”を意味する古語。美しいので誰かに見せたいという意。
性状
多年草/小さな新芽で越冬/匍匐下垂性/多肉性
大きさ
茎の長さ:15~20cm/葉身長:1~2cm/花径:8〜10mm
形態
茎は叢生し、軟弱で、山地の斜面などから匍匐下垂し、分枝はしない。葉は粉っぽい青緑色で、多肉質の卵形〜円形で、低い波状の鋸歯があり、3輪生する。寒さにあたると赤味がかり、全体がすすけたピンク色になる。冬季は葉を落とし、小さな新芽で越冬する。10~11月頃、茎頂に半球状の花序を作り、花弁の先が尖ったピンク色の5弁花を咲かせる。花弁は薄ピンク色〜濃ピンク色で、5個の子房がピンク色、雄しべは10個で、裂開前の葯は赤褐色。
類似
「ミセバヤ」は、茎の長さが長い。葉は3輪生。
ヒダカミセバヤ」は、茎の長さが短くコンパクト。葉は対生。
品種
園芸品種がある。
原産地
日本(香川県小豆島)
生育
乾燥した集塊岩地域の岩上に自生する。強健で栽培容易。日当たりを好む。
利用
盆栽、庭植え、鉢植え。
ミセバヤ
千葉県習志野市、住宅、鉢植え
2006.12.5
NOTE
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