TOPへ戻る
最終更新日:2023.1.24
ブナ科
 
Quercus(クエルクス)
コナラ属
クエルクス属
名称

ミズナラ(水楢)

オオナラ(大楢)
学名
Quercus crispula var. crispula
Quercus mongolica subsp. crispula
Quercus mongolica f. macrocarpa
Quercus mongolica f. lomgifolia
Quercus crispula f. longifolia
Quercus grosseserrata
Quercus mongolica var. grosseserrata
Quercus mongolica var. crispula
Quercus mongolica subsp. grosseserrata
名の由来
「ミズナラ」は、材に水分が多く含まれ、燃えにくいことから。
「オオナラ」は、「コナラ」よりも樹高も葉も大きいことから。
性状
高木/冬季落葉/雌雄異花
大きさ
高さ:15~30m/葉身長:7~20cm/葉身幅:5~10cm/葉柄長:2~3mm/雄花序長:3~6cm/果長:2.5~3cm/殻斗径:1.5~2cm
形態
樹皮は灰褐色で、初めは鱗片状に剥がれ、老木になると縦に深い割れ目が入る。葉は側脈が目立つ倒卵形で、粗い鋸歯があり、ごく短い葉柄があり、互生する。秋には黄色〜赤褐色に紅葉した後、落葉する。5~6月頃、本年枝の下部の葉腋から淡黄色の紐状の雄花序を下垂させ、本年枝上部の葉腋に非常に小さい赤味を帯びた雌花を1〜3個つける。果実は長卵形の堅果で、10~11月頃、焦げ茶色に熟す。椀形の殻斗の周りには鱗状の突起がたくさんつく。
類似
「ミズナラ」は葉の鋸歯が大きく、葉柄がごく短い。どんぐりは焦げ茶色で縞は無く、殻斗が深い。
「コナラ」は葉の鋸歯が小さく、葉柄がはっきりとある。どんぐりは明るい茶色で縦縞が入り、殻斗は浅め。
原産地
日本(北海道~九州)、サハリン
生育
日当たりの良い脇尾根筋や急斜面に自生する。寿命が500年以上と長い。
利用
材は木炭の原料や、シイタケの原木に利用される。半枯れの立木や倒木には、マイタケやシイタケなどのキノコが群がって生える。
ミズナラ
茨城県つくば市、筑波実験植物園
2014.8.31
ミズナラ
茨城県つくば市、筑波実験植物園
2014.8.31
ミズナラ
茨城県つくば市、筑波実験植物園
2014.8.31
ミズナラ
茨城県つくば市、筑波実験植物園
2014.8.31
ミズナラ
果実
茨城県つくば市、筑波実験植物園
2014.8.31
NOTE
TOPへ戻る