バラ科 |
ボケ属
カエノメレス属
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名称 | ボケ(木瓜) |
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英名 | Flowering quince |
学名 | Chaenomeles speciosa
Chaenomeles lagenaria |
名の由来 | 「speciosa」は、“美しい、綺麗な”の意。 |
性状 | 低木/冬季落葉/雌雄異花 |
大きさ | 高さ:2m/葉身長:4~8cm/花径:25~35mm/果長:6~9cm |
形態 | 主幹がなく、株立ち状になる。樹皮は茶黒褐色で、短枝は棘になる。葉は先端の尖った楕円形~長楕円形で、細かい鋸歯があり、互生する。大きな托葉がある。3~4月頃、短枝に葉の展開の前、または同時に葉腋に1~3個の5弁花をつける。花には両性花と雄花があり、両性花は子房が発達するため花筒が長い。果実は楕円形の梨状果で、7~8月頃に黄色に熟す。 |
品種 | 「クサボケ」との交配などによる、様々な園芸品種がある。花色は朱赤、紅、赤、白、絞り、咲き分けなど。八重咲きや大輪種などがある。早咲きの品種は「カンボケ(寒木瓜)」と呼ばれる。 |
原産地 | 中国 |
生育 | 日当たりを好む。剪定は葉芽を残さないと枯れる。「イブキ」の近くに植えると互いに病原菌が移る。 |
利用 | 庭木、公園樹、鉢植え、盆栽。果実は果実酒に利用される。 |