バショウ科 |
バショウ属
ムサ属
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名称 | バナナミバショウ(実芭蕉) |
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英名 | Banana |
学名 | Musa spp. |
解説 | バショウ属の中で、果実を食用にするものを総称して「バナナ」と呼ぶ。ただし、加熱調理して食用にする種類は「プランテーン plantain」とも呼ばれる。 |
性状 | 多年草/常緑/一巡植物/雌雄異花/根茎 |
大きさ | 高さ:1.5~10m/葉身長:1~2m |
形態 | 茎は地下で横に這い、幹のように見える部分は、葉鞘が巻き重なった偽茎。葉は、大型の長楕円形で、中心の葉脈から垂れ下がる。偽茎の頂部から大型の花序を垂れ下げる。基部には2列に並んだ雌花群が、先端には2列に並んだ雄花群が段状につき、基部から開花する。花は赤紫色の大きな苞で被われており、基部からめくれて、多数の花を順に咲かせる。花後の果実が、一般に知られるバナナになる。 一度結実すると、枯死するが、株元に子株ができる。 |
品種 | 果実に種子が入り食用に適さない原種、果実を生食する品種、調理して食用にする品種などがある。自然交雑と、突然変異が繰り返され、正体のさだかでないものが多い。 果実を生食するものは「ムサ・アクミナタ Musa acuminata」系統の品種が多く、「リュウキュウバショウ(琉球芭蕉) Musa balbisiana」とそれらの交雑種「Musa x paradisiaca」が多数、作出されている。 |
原産地 | 東アジア、インド、マレーシア、ポリネシア西部 |
生育 | 耐寒温度は5℃程度。 |
利用 | 果樹、鉢植え観葉。実は食用になる。赤紫色になった苞は“バナナハート”と呼ばれ、野菜として食用になる。根茎と葉は薬用に利用される。 |