ノウゼンハレン科 |
ノウゼンハレン属
トロパエオルム属
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名称 | ナスタチウムキンレンカ(金蓮花)
ノウゼンハレン(凌霄葉蓮)
インディアンクレス |
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英名 | Nasturtium, Garden nasturtium, Indian cress, Monks cress |
学名 | Tropaeolum majus |
名の由来 | 「ナスタチウム」は、アブラナ科の「オランダガラシ属 Nasturtium」のこと。オランダガラシ属の「クレソン」に似た辛味があることから。 「キンレンカ」は、花が黄色く、葉は「ハス」に似ることから。 「ノウゼンハレン」は、花が「ノウゼンカズラ」に似て、葉は「ハス」に似ることから。 「majus」は、“より大きい”の意。 |
性状 | 多年草/匍匐性、または蔓性 |
大きさ | 高さ:30~60cm/葉身径:4~10cm/葉柄長:5~30cm/花径:3~6cm/花柄長:5~12cm/果長:15〜20mm/種子径:5~8mm |
形態 | 矮性のものや、蔓状の茎が3.5mほどに伸びるものや、様々な習性のものがある。茎は匍匐するか、他物に寄りかかって高く伸びる。葉は円形でやや波打ち、長い葉柄が盾状につき、互生する。4~7月頃と10~11月頃、茎の先端近くの葉腋に長い花柄を伸ばし、花を1個咲かせる。花色は黄色、橙色、朱色などで、花弁は5個で、先端は丸く、基部は急激に細くなる。萼片も5個で、先端は尖り、ひとつは後ろが細長い漏斗状の距になる。果実は3分果。 |
品種 | 園芸種は同属の「ヒメキンレンカ(姫金蓮花) Tropaeolum minus」や「Tropaeolum peltophorum」との種間交雑。花色には黄、クリーム色、オレンジ、エンジ、複色などがある。八重咲き種や斑入り葉の品種もある。 |
原産地 | ペルー、コロンビア、ブラジル |
生育 | 日当たり水はけの良い場所で。熱帯高地原産のため高温多湿に弱く、寒さにも弱いので通常一年草扱い。繁殖は種まき、挿し芽。種は一晩水につけてから蒔くとよく発芽する。移植を嫌う。 |
利用 | 花壇、鉢植え、ハンギング。野菜と混植するコンパニオンプランツとしても利用される。葉、花、蕾は生食。未熟果はワサビの代用や塩漬けにしてケッパーの代りに使われる。果実は挽いて香辛料に。 |