ナス科 |
ナス属
ソラナム属
ソラヌム属
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名称 | イヌホオズキ(犬酸漿)バカナス(馬鹿茄子) |
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英名 | Black nightshade |
学名 | Solanum nigrum |
解説 | 近縁種に「イヌホオズキ Solanum nigrum」、「アメリカイヌホオズキ Solanum emulans」、「オオイヌホオズキ Solanum nigrescens」、「テリミノイヌホオズキ Solanum americanum」などがある。それぞれの特徴なども学者により見解が異なるようだ。さらに、交雑もあって区別はつきにくい。 |
名の由来 | 「イヌホオズキ」は、「ホオズキ」に似るが、役に立たないことから。 |
性状 | 一年草 |
大きさ | 高さ:30~60cm/葉身長:6~10cm/花径:7~10mm/果長:6~7mm |
形態 | 茎は直立してよく分枝する。茎は紫色を帯びることが多い。葉は先の尖った長卵形で、全縁または縁に波形のゆるく大きな鋸歯ができ、互生する。寒くなると葉や茎が黒紫色を帯びる。7月~翌1月頃、節の間から花柄が出て、4~10個の白色の花を総状につける。花冠は先が5深裂して裂片は反り返る。果実は球形の液果で、黒く、光沢がない。 |
原産地 | 世界の熱帯~暖帯に分布しており、日本には古い時代に入ってきた史前帰化植物。 |
生育 | 畑や道端に自生。 |
利用 | 全草に毒性があるが、利尿、解熱、強壮薬に有用な漢方薬として用いられる。 |