ナス科 |
ホオズキ属
フィサリス属
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名称 | ホオズキ(酸漿、鬼灯) |
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英名 | Winter cherry, Chinese lantern |
学名 | Physalis alkekengi var. franchetii |
性状 | 多年草/冬季休眠/根茎 |
大きさ | 高さ:60~90cm/葉身長:5~10cm/花径:15mm/実を包む袋状萼長:4~6cm/果径:1.2~2cm |
形態 | 長い地下茎によって繁殖する。茎は直立し、やや分枝して枝は斜上する。葉は先が尖った卵形~広卵形で大きく荒い鋸歯があるか全縁で、互生する。葉は2枚が接近し、2枚ずつが互生する。6~7月頃、葉腋に有柄の花を1個下向きにつける。花冠は白色で、中心部には黄緑色の斑紋があり、漏斗形で五角形。萼は先端が5裂し、花後に発達して袋状に果実を包みこむ。果実は球形の液果。熟すと袋状の萼は朱色になり、果実も朱色になる。 |
品種 | 普通栽培されるのは実の大きい「タンバホオズキ(丹波酸漿)」で、その他には矮性の「サンズンホオズキ(三寸酸漿)」、袋状萼が細長い三日月型で鈴なりになるが、果実はできない「ヨウラクホオズキ(瓔珞酸漿)」などの園芸品種がある。 |
原産地 | 東アジア |
生育 | 日当たり、水はけ良く。乾燥を嫌う。連作障害が出やすい。カメムシの食害にあう。 |
利用 | 庭植え、鉢植え。果実は花材や子供のおもちゃに利用される。地下茎や根は薬用に利用される。 |