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最終更新日:2020.9.15
ナス科
 
Capsicum(カプシクム)
トウガラシ属
カプシクム属
名称

トウガラシ(唐辛子)

カプシクム・アンヌウム
英名
Chllies, Redpeper
学名
Capsicum annuum
名の由来
「トウガラシ」は、海外から伝わった辛子の意。
解説
「トウガラシ」「ピーマン」「パプリカ」「シシトウガラシ」などは同品種。明確な差異は無い。
性状
多年草、または亜低木
大きさ
高さ:40~60cm/葉身長:2~10cm/花径:12~18mm/果長:1~15cm
形態
幹は直立して株元からよく分枝する。葉は先が尖った全縁の楕円形〜長卵形で、互生する。7~9月頃、茎先の葉腋から下向き〜横向きに花を咲かせる。花は白または紫色の漏斗形で、先端は5〜7裂する。果実は肉質の液果で、赤、橙、黄、紫色などに熟す。果実の形状は品種によって円錐形、球形、長円筒形など様々。
品種
青果用、加工用、香辛料用、観賞用などがあり、果実に辛味のない、「ピーマン」に代表される「甘味型トウガラシ」もある。
原産地
熱帯~亜熱帯アメリカ
生育
温帯地域では、一年草として栽培される。
利用
辛味型の果実は香辛料として利用される。甘味型の果実は野菜として利用される。

品種

名称

フシミアマナガトウガラシ(伏見甘長唐辛子)

ヒモトウガラシ(紐唐辛子)
ミズヒキトウガラシ(水引唐辛子)
学名
Capsicum annuum var. longum
大きさ
果長:10~12cm
形態
果実は細長い紡錘形で、下向きにつけ、濃緑色から赤く熟す。
原産地
「伏見辛トウガラシ」と「シシトウガラシ」との雑種と推察される。 京都の伝統野菜。
利用
辛味はごく弱い。果皮が柔らかく、未熟果が野菜として利用される。
フシミアマナガトウガラシ
千葉県千葉市、花の美術館、鉢植え
2011.9.18
フシミアマナガトウガラシ
果実
千葉県千葉市、花の美術館、鉢植え
2011.9.18
名称

トウガラシ‘ヤツブサ(八ツ房)’

学名
Capsicum annuum ‘fasciculatum’
大きさ
果長:3~5cm
形態
果実はやや太く短い紡錘形で、上向きに房状につける。
利用
果実の辛味は中程度。完熟果を乾燥させて、香辛料として利用する。未熟果も、食用に利用される。
ヤツブサ
千葉県千葉市、花の美術館、鉢植え
2011.9.18
ヤツブサ
果実
千葉県千葉市、花の美術館、鉢植え
2011.9.18
名称

トウガラシ‘タカノツメ(鷹の爪)’

学名
Capsicum annuum ‘Parvo-acuminatum’
解説
日本の代表的な唐辛子。
大きさ
果長:4~6cm
形態
果実ははやや曲がった紡錘形で、上向きにつく。熟すと鮮やかな赤色になる。
利用
果実は辛味が強い。完熟果を乾燥させて、香辛料として利用する。未熟果の“青唐辛子”も、食用に利用される。
タカノツメ
千葉県習志野市、住宅
2005.9.17
タカノツメ
千葉県習志野市、自宅
2013.8.28
タカノツメ
花と果実(未熟)
千葉県習志野市、住宅
2005.9.17
タカノツメ
千葉県習志野市、自宅
2013.6.28
タカノツメ
果実
千葉県千葉市、花の美術館、鉢植え
2011.9.18
名称

トウガラシ‘ニッコウトウガラシ(日光唐辛子)’

学名
Capsicum annuum cv.
大きさ
果長:10~15cm
形態
果実は細長い紡錘形で、下向きにつけ、濃緑色から赤く熟す。
原産地
日光の名産品。
利用
果実の辛味は中程度。完熟果を乾燥させて、香辛料として利用する。未熟果も、食用に利用される。
ニッコウトウガラシ
千葉県千葉市、花の美術館、鉢植え
2011.9.18
ニッコウトウガラシ
果実
千葉県千葉市、花の美術館、鉢植え
2011.9.18
名称

トウガラシ‘オオベニトウガラシ(大紅唐辛子)’

学名
Capsicum annuum cv.
大きさ
果長:12~15cm
形態
果実は紡錘形で、下向きにつけ、濃緑色から赤く熟す。
利用
果実は辛味が強い。完熟果を乾燥させて、香辛料として利用する。未熟果は辛味が少なく、食用に利用される。
オオベニトウガラシ
千葉県千葉市、花の美術館、鉢植え
2011.9.18
オオベニトウガラシ
果実
千葉県千葉市、花の美術館、鉢植え
2011.9.18
名称

ピーマン

学名
Capsicum annuum var. grossum
解説
名称

シシトウガラシ(獅子唐辛子)

学名
Capsicum annuum var. grossum
解説
NOTE
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