トウダイグサ科 |
アカメガシワ属
マロトゥス属
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名称 | アカメガシワ(赤芽槲、赤芽柏)ゴサイバ(御菜葉) |
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学名 | Mallotus japonicus |
名の由来 | 「アカメガシワ」は、新芽が赤く、「カシワ」の葉を利用するように葉に食物を載せたり包んだりしたところから。 |
性状 | 高木/冬季落葉/雌雄異株 |
大きさ | 高さ:5~10m/葉身長:8~20cm/葉幅:5~14cm/葉柄長:10~15cm/花序長:8~20cm/花径:10mm/果径:8mm/種子径:4mm |
形態 | 直立し、低い位置からよく分枝する。葉は先が尖った広卵形で、3浅裂することもあり、全縁またはゆるい鋸歯があり、赤褐色の長い葉柄があり、互生する。葉身の基部には、一対の明瞭な蜜腺がある。春先の新葉は表面に赤色の星状毛が密生するため、鮮やかな紅色で、成長に伴って星状毛が脱落して緑色になる。秋には黄色に変色して落葉する。6月頃、若枝の先に円錐花序を作る。雄花は薄黄緑色で、多数の雄しべが球状になる。雌花は雌しべの柱頭が根元まで3裂した形で、初め薄黄色で受粉すると紅色になる。果実は蒴果で、8月頃果皮が割れて中から黒くて光沢のある種子が出る。 |
原産地 | 日本(本州~沖縄)、朝鮮、中国、台湾 |
生育 | 河原、海岸などの日当たりの良い場所に自生。 |
利用 | 庭木、公園樹。材は建築材、器具材などに利用される。樹皮と葉は薬用になる。 |