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ブナ科 |
コナラ属
クエルクス属 |
| 名称 | カシワ（柏、槲） |
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| 英名 | Japanese emperor oak, Kashiwa oak, Daimyo oak |
| 学名 | Quercus dentata
Quercus dentata f. angustifolia
Quercus dentata f. grandifolia
Quercus dentata f. erectisquamosa |
| 名の由来 | 「カシワ」は、食物を盛ったり、包んで蒸したり焼いたりしたことから“炊葉（かしきは）”から。 |
| 性状 | 高木／冬季落葉／雌雄異花 |
| 大きさ | 高さ：10～15m／葉身長：12～32cm／葉身幅：6～18cm／葉柄長：2～5mm／雄花序長：10～15cm／果径：1.5～2cm |
| 形態 | 樹皮は灰褐色～黒褐色で、縦に深い割れ目が入る。太い枝が粗く出る。葉は側脈が目立つ倒卵形で、波形の深い鋸歯があり、ごく短い葉柄があり、枝先に集まって螺旋状に互生する。葉裏には毛が密生する。秋に茶色く枯れた葉は、落葉せずに翌春まで枝に残るものが多い。4～5月頃、本年枝の下部の葉腋から黄褐色で房状の雄花序を下垂させ、本年枝上部の葉腋に非常に小さい雌花を5〜6個つける。果実は卵球形の堅果で、9～10月頃、褐色に熟す。椀形の殻斗の周りには細長い鱗状の総苞片が反り返ってたくさんつく。 |
| 原産地 | 日本（北海道～九州）、南千島、朝鮮半島、アジア東北部、中央アジア |
| 生育 | 強健で栽培容易。日当たりを好む。耐寒性が強い。 |
| 利用 | 庭園樹、公園樹、防風林。葉は塩茹でして柏餅に利用する。 |
