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最終更新日:2019.4.15
ツヅラフジ科
 
Sinomenium(シノメニウム)
ツヅラフジ属
シノメニウム属
名称

オオツヅラフジ(大葛藤)

ツヅラフジ(葛藤)
学名
Sinomenium acutum
Cocculus acutus
名の由来
「オオツヅラフジ」は、同科の「アオツヅラフジ(青葛藤) Cocculus orbiculatus」よりも大型なので。
性状
木本/冬季落葉/蔓性(巻きつき)/雌雄異株
大きさ
葉身長:6~10cm/葉柄長:5~10cm/花序長:10~20cm/花径:5~6mm/果径:6~7mm
形態
細毛に覆われた茎が、やや分枝しながら他物に巻きつきながら生長する。葉は先が尖った広卵型、または5〜7裂し、表面に細毛が生え、裏面は無毛で、互生する。7~8月頃、葉腋に円錐花序を作り、黄白色の小花を多数咲かせる。雌花雄花ともに花弁と萼片は6個。雄花の雄しべは9〜12個。雌花の花柱は3個。果実は球形の液果で、表面に白い粉をふき、白緑色→青味がかった黒色→黒色になり、10〜12月頃熟す。
原産地
日本(関東地方~沖縄)、中国、インド、ネパール、タイ
生育
低地の林縁などに自生。
利用
茎と根茎は生薬として利用される。
オオツヅラフジ
東京都小平市、東京都薬用植物園
2010.5.30
オオツヅラフジ
東京都小平市、東京都薬用植物園
2010.5.30
オオツヅラフジ
東京都小平市、東京都薬用植物園
2010.5.30
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