ツヅラフジ科 |
アオツヅラフジ属
コックルス属
|
名称 | アオツヅラフジ(青葛藤)カミエビ(神海老) |
---|---|
英名 | Queen coralbead |
学名 | Cocculus orbiculatus
Cocculus trilobus |
名の由来 | |
性状 | 木本/冬季落葉/蔓性(巻きつき)/雌雄異株 |
大きさ | 葉身長:3~10cm/葉柄長:2~4cm/花径:5~6mm/果径:8mm/種子径:5~6mm |
形態 | 1年めの茎は緑色で、2年以上の茎は褐色となり、木本化する。細毛に覆われた茎が、やや分枝しながら他物に巻きつきながら生長する。葉は先が尖った長卵型、または3裂し、表裏面ともに細毛が生え、互生する。7~8月頃、葉腋に円錐花序を作り、黄白色の小花を多数咲かせる。雌花雄花ともに花弁は6個で先端が2裂する。萼片は花弁と同色で、3個は大きく外側の3個は小さい。雄花の雄しべは6個。雌花の花柱は6個。果実は球形の液果で、表面に白い粉をふき、白緑色→青味がかった黒色→黒色になり、10〜12月頃熟す。種子は扁平で細かい横シワがあり、まるまってカタツムリの殻のような形状をしている。 |
原産地 | 日本(北海道~沖縄)、朝鮮南部、中国、フィリピン |
生育 | 低山地や草原などに自生。 |
利用 | 根茎を乾燥したものや、果実は薬用になる。 |