タデ科 |
イヌタデ属
ペルシカリア属 |
名称 | イヌタデ(犬蓼)アカマンマ(赤まんま) |
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学名 | Persicaria longiseta
Polygonum longiseta |
名の由来 | 「イヌタデ」は、よく似た「ヤナギタデ Persicaria hydropiper」が 香辛料になるのに対し、役に立たないことから。 「アカマンマ」は、子供のままごとで、花(萼)をこそげとったものが飯に見立てて、使われることから。 |
性状 | 一年草 |
大きさ | 高さ:20〜40cm/葉身長:3〜8cm/葉柄長:0〜0.8cm/花序長:2〜5cm/花径:3〜4mm |
形態 | 茎は直立してやや分枝し、赤味を帯びることが多い。葉は披針形で、全縁で、互生する。葉の基部には筒状の托葉鞘があり、縁には長い毛がある。6~11月頃、茎頂に薄桃色〜濃桃色の穂状花序を作る。花弁に見える部分は萼で、先端が4〜5裂する。蕾、花、花後の状態がすべて同じような色合いなので、長期間花が咲いているように見える。果実は3稜形の痩果で、花被に包まれたまま光沢のある黒褐色に熟す。 |
類似 | 「オオイヌタデ」は、托葉鞘に毛がなく、茎の節が膨らむ。花序は長く先が垂れる。 |
原産地 | 日本(北海道~沖縄)、中国、朝鮮半島、ヒマラヤ |
生育 | 湿気の多い野原や土手、水田地帯の用水路などに自生する。 |