コウヤワラビ科 |
クサソテツ属
マッテウッキア属 |
名称 | クサソテツ(草蘇鉄)コゴミ(屈) |
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英名 | Ostrich fern, Shuttlecock fern |
学名 | Matteuccia struthiopteris |
名の由来 | 「クサソテツ」は、草本で「ソテツ」に似ていることから。 「コゴミ」は、春の若芽の名称。 |
性状 | 多年草/冬季休眠/根茎 |
大きさ | 栄養葉長:100cm/胞子葉長:50~60cm |
形態 | 地中に走出枝を伸ばして繁殖し、群落を形成する。根茎は塊状で地中に直立し、古い葉柄の残りでゴツゴツ盛り上がる。葉には栄養葉と胞子葉の2種があり、根茎から束生する。4月頃、栄養葉が渦巻き状に出てくる。葉は小葉30〜40対からなる一回羽状複葉で、羽片は深裂して先端は円頭。9~11月頃、株の真ん中から胞子葉を立ち上げる。胞子葉も小葉30〜40対からなる一回羽状複葉だが、小葉は外側に巻きこみ、内部に胞子嚢がある。冬に栄養葉は枯れ落ちるが胞子葉は褐色になって留まり、翌春に胞子を飛散させる。 |
原産地 | 日本(北海道、本州、四国、九州)、アジア東部、ヨーロッパ、北アメリカ |
生育 | 山地、山裾のやや湿り気のある場所に自生する。 |
利用 | 栄養葉の若芽を山菜として食用にする。 |