キンポウゲ科 |
クレマティス属
センニンソウ属 |
名称 | カザグルマ(風車)クレマティス・パテンス |
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学名 | Clematis patens |
解説 | 「早咲き大輪系│パテンス系(旧)」の交配親のひとつ。 |
名の由来 | 「カザグルマ」は、花の姿が玩具の風車に似ていることから。 |
性状 | 半木本/冬季落葉/蔓性(葉柄による巻きつき) |
大きさ | 小葉長:2~6cm/花径:100mm/果長:0.7~1cm |
形態 | 茎は細く褐色で、葉柄が他物に巻きつきながら成長する。葉は奇数羽状複葉で、対生する。小葉は3~5枚で、全縁の先が尖った卵形。5月頃、前年枝の葉腋に長い花柄を伸ばして花を咲かせる。花は平開形で上向き~横向き、蕾も上向き~横向き。花弁はなく、花弁のように見える先が細く尖った楕円形の萼片が6〜8枚平開し、中央には雄しべが多数放射状につく。花被片は白や薄紫色で、雄しべは紫色や白。果実は羽毛状の白い毛ががついた痩果で、多数集まってボール状になる。 |
品種 | 変異が大きく、自生地によって姿が大きく異なるため、地名を冠した各種「カザグルマ」がある。 |
原産地 | 日本(秋田県~九州)、中国東北部、朝鮮半島 |
生育 | 日当たり、湿り気のある場所を好む。夏の暑さに弱い。弱剪定。強健で育てやすい。 |
利用 | トレリス、パーゴラ、フェンスなどにからませ、花壇植えや鉢植え。 |