レンプクソウ科 |
ガマズミ属
ビバーナム属
ウィブルヌム属
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名称 | サンゴジュ(珊瑚樹)アワブキ(泡吹き) |
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英名 | Sweet viburnum |
学名 | Viburnum odoratissimum var. awabuki
Viburnum awabuki |
名の由来 | 「サンゴジュ」は、果実が珊瑚の加工品に似ているから。 「アワブキ」は、水分を多量に含んだ枝は燃えにくく、燃やすと切り口から泡が出るので。通常「アワブキ」というと、アワブキ科アワブキ属の「Meliosma myriantha」を指す。 |
性状 | 小高木/常緑 |
大きさ | 高さ:6~10m/葉長:7~18cm/花径:6~8mm/果長:6~7mm |
形態 | 株元から分枝し、株立ち状に幹を立てる。横枝はあまり張らず、小枝は太い。樹皮は暗褐色または黒褐色で皮目はやや多数で横に割れる。葉は対生し、厚くて表面は光沢があり、前縁または波状の鋸歯がある。6~7月に、枝先に円錐花序を形成する。花は白く筒形で、花冠は5裂し、後ろに反り返る。果実は楕円形の核果で、真夏に紅色になり、果柄も赤く染まる。その後青黒く熟す。果実の観賞期は8~12月と長い。 |
品種 | 葉に斑が入るものがある。 |
原産地 | 日本(関東~沖縄)、朝鮮半島、台湾、インド、インドシナ、フィリピン |
生育 | 関東地方南部以西の温暖な地方に自生。成長が早く萌芽、復元性がある。環境適応力があるので、あらゆる風土、劣悪な環境にも適応できる。乾燥に強く、耐潮性もある。剪定は4月か、花後すぐ。長い枝の先端を切り詰める程度とする。人の背丈以上の大きさに育たないと開花結実しない。サンゴジュハムシの食害が多い。 |
利用 | 庭園樹、庭木、生け垣、公園樹、海岸の防風樹。水分を多く含み、燃えにくい木なので、防火用の生垣によく使われる。材は、ろくろ細工、器具などに使われる。 |