TOPへ戻る
最終更新日:2008.6.10
ラン科
 
Calanthe(カランテ)
エビネ属
カランテ属
名称

エビネ(海老根)

学名
Calanthe discolor
名の由来
「エビネ」は、ごつごつと偽球茎が並ぶ様子をエビに見立てて。
性状
多年草/常緑/偽球茎
大きさ
高さ:20~40cm/葉長:15~25cm/花茎長:30~40cm/花径:20~30mm
形態
地下茎は、1年ごとに節がついてつながって横に伸びる。葉は広披針形で平行脈が何本もあり、花茎を抱く。4~5月頃、花茎を伸ばして、総状花序を作り、8~15個の花を咲かせる。花は5枚の花被片と、3つに深裂する唇弁からなる。唇弁の後ろには距が突出る。花の色は変異が大きく、花被片は茶褐色、赤褐色、褐色、黄褐色、緑褐色、緑などで、唇弁は白色~淡紫色。花が終わると茎は倒れ、冬でも残り、春に新しい葉が直立する。
品種
日本の「エビネ」の仲間には、「キエビネ C. striata」、「キリシマエビネ C. aristulifera」、「ニオイエビネ C. izu-insularis」、「サルメンエビネ C. tricarinata」などがあり、交雑種、園芸品種も多い。
原産地
日本(北海道~九州)、朝鮮南部
生育
丘陵地帯の落葉広葉樹林に自生する。
利用
庭植え、鉢植え。
エビネ
東京都調布市、神代植物公園
2009.4.22
エビネ
千葉県千葉市、住宅
2007.5.4
エビネ
千葉県習志野市、住宅
2005.5.4
エビネ
千葉県千葉市、住宅
2007.5.4
エビネ
東京都新宿区、住宅、鉢植え
2009.4.27
NOTE
TOPへ戻る