ヤシ科 |
シュロ属
トラキカルプス属
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名称 | トウジュロ(唐棕櫚) |
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英名 | Chinese windmill palm |
学名 | Trachycarpus wagnerianus |
性状 | 高木/常緑/雌雄異株、または同株 |
大きさ | 高さ:10m/葉径:50cm/果径:10mm |
形態 | 幹は分枝せず、垂直に伸び、暗褐色の繊維に覆われている。葉は長めの葉柄があり、扇状に深裂し、茎頂に叢生する。葉先はまっすぐ伸びて放射状に広がる。葉は下の方から枯れていくが、長期間幹に残る。雌雄異株の株と、両性花が咲く雌雄同株のものがある。雌株は4~5月頃、葉腋から大きな肉穂花序を下向きに出し、黄白色の粒状をした小花を多数咲かせる。果実はゆがんだ球形の液果で、9~11月頃、藍黒色に熟す。 |
類似 | 「シュロ」に比べて葉が小さく、葉先はまっすぐ伸びる。葉柄はやや短く斜上する。花や果実が、より密に付く。 |
原産地 | 中国、ビルマ |
生育 | 耐寒性、耐陰性が強く、東北地方まで栽培されている。 |
利用 | 庭植え、公園樹。幹を覆う繊維は腐りにくく伸縮性に富むため、縄や敷物、箒、タワシなどに加工される。若い葉を漂白して草履表、帽子、敷物、篭などが作られる。幹は、お寺の撞木や建築材料に使われる。 |