モチノキ科 |
モチノキ属
イレクス属
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名称 | タラヨウ(多羅葉) |
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英名 | Lusterleaf holly |
学名 | Ilex latifolia |
名の由来 | 「タラヨウ」は、葉の裏に傷をつけると黒く変色するので字を書くことができる。インドの僧が葉に鉄筆で経文を書くのに用いた、アフリカ原産のヤシ科の常緑高木、「タラジュ(多羅樹) Corypha utan」になぞらえて。 |
性状 | 高木/常緑/雌雄異株 |
大きさ | 高さ:8~15m/葉長:15~20cm/花径:7mm/果径:7~8mm |
形態 | 樹皮は灰白色で平滑。葉は光沢がある濃緑色で、先が尖った長楕円形で、鋭い鋸歯があり、互生する。5月頃、前年枝の葉腋に白黄緑色の4弁花をたくさん密集させて咲かせる。雌花は中央に黄緑色の雌しべがあり、雄しべは退化して小さい。雄花は4個の雄しべと退化した雌しべがある。果実はほぼ球形の核果で、11~翌2月頃に赤く熟す。果柄がほとんど無いので、枝に果実が直接貼りついているように見える。 |
原産地 | 日本(本州関東~九州)、中国 |
生育 | 山地の常緑樹林内に生育する。 |
利用 | 庭木、公園樹、街路樹、寺社の植栽樹。 |