モチノキ科 |
モチノキ属
イレクス属
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名称 | ソヨゴ(冬青)フクラシバ(膨ら柴、膨らし葉) |
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学名 | Ilex pedunculosa |
名の由来 | 「ソヨゴ」は、葉が硬く、風に揺れて音を立てるところから、“そよぐ”の意。 「フクラシバ」は、葉を熱すると膨れてパチンと音を立ててはじけるので。 |
性状 | 小高木~高木/常緑/雌雄異株 |
大きさ | 高さ:5~10m/葉長:4~8cm/雌花径:7mm/雄花径:5mm/果径:0.8cm |
形態 | 樹皮は灰白色で平滑。葉は光沢がある濃緑色で、先が尖った長楕円形で、全縁でゆるく波打ち、長い葉柄があり、互生する。5~6月頃、葉腋に白い花を1~3個咲かせる。雌花は花弁が5~6枚で、花柄が長く、中央に黄緑色の雌しべがあり、雄しべは退化して小さい。雄花は花弁が3~4枚で、花柄が短く、雄しべと退化した雌しべがある。果実はほぼ球形の核果で、11~翌2月頃に赤く熟し、長い果柄の先に垂れ下がる。 |
原産地 | 日本(本州~九州)、台湾、中国 |
生育 | 耐寒性は比較的あるが、暖地に適する。成長は遅く、耐隠性に優れる。 |
利用 | 庭木、庭園樹、公園樹。材は、床柱、器具材、また、良質の炭として利用される。枝葉は祭神用、年始の松飾の添えに使われる。 |