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最終更新日:2005.12.28
モウセンゴケ科
 
Dionaea(ディオナエア)
ハエトリグサ属
ディオネア属
ディオナエア属
名称

ハエトリグサ(蠅取草)

ハエジゴク(蠅地獄)
ディオネア
英名
Venus fly trap
学名
Dionaea muscipula
名の由来
「ハエトリグサ」「ハエジゴク」は、ハエなどの小昆虫を瞬時に捕らえてしまうその特徴による。
「Venus fly trap」は、葉の棘が規則正しく並んだ形が非常に美しいために、その形を女神ビーナスのまつ毛に見たてて、“ビーナスのはえ取り器”という意味。
性状
多年草/冬季休眠/球根/食虫植物/水生(湿性)
大きさ
高さ:10~15cm/葉長:5cm/花径:15mm
形態
葉縁に長い棘が並んだ二枚貝のような捕虫葉を出し、幅の広い葉柄がある。葉の表側は緑色だが、内側が赤く発色することが多い。葉の中央には左右3本づつ感覚毛があり、それに虫などが短時間のうちに2度触れると、素早く葉を閉じて捕らえる。捕虫に成功した場合には、消化吸収が完了してから開くまで、約1週間かかる。約6回の開閉運動をすると捕虫葉としての機能を停止する。春に長い花茎を出して5弁の白花が多数咲く。
原産地
北アメリカ(東部沿岸の一部地域)
生育
自生地は北アメリカの日当たりの良い湿地。真夏は暑さで弱ることがあり、冬には十分な休眠が必要で、寒さに当てる。
ハエトリグサ
千葉県習志野市、住宅、鉢植え
2005.5.4
ハエトリグサ
東京都江東区、夢の島熱帯植物館
温室、鉢植え
2005.6.11
ハエトリグサ
東京都江東区、夢の島熱帯植物館
温室、鉢植え
2005.6.11
NOTE
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