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最終更新日:2016.7.19
メギ科
 
Nandina(ナンディナ)
ナンテン属
ナンディナ属
名称

ナンテン(南天)

英名
Sacred bamboo
学名
Nandina domestica
名の由来
「ナンテン」は、漢名の「南天燭、南天竹」に由来。
性状
低木/常緑
大きさ
高さ:2~3m/葉長:40~50cm/小葉長:3~8cm/花径:6mm/果径:5~8mm
形態
主幹はなく、円柱形の細い木質茎を束生して直立する。無毛で全縁の葉は三回三出複葉で、対生だが、上部の方では互生する。葉は冬の寒さにあうと紅葉する。5~6月頃に、茎頂に大きな円錐花序を出し多数の白い花をつける。10~11月頃、球形の赤い液果が熟す。果実には種子が2個入っている。
品種
果実が白いものや、矮性で果実ができないもの、葉が糸のように細いものなど、変種や品種が数多くある。
原産地
日本(茨城県以西)、中国、インド
生育
耐陰性が強く、乾燥に弱い。 萌芽力が強い。繁殖は、株分け、挿し木、実生。
利用
“難を転じる”ということで、縁起木として庭植えにしたり、祝儀用の赤飯の重詰めや祝い膳に葉を添える習慣がある。また、実は咳止めの薬として利用される。
ナンテン
東京都新宿区、公園
2005.6.17
ナンテン
東京都中野区、住宅
2005.11.26
ナンテン
東京都新宿区、住宅
2007.6.16
ナンテン
東京都中野区、住宅
2005.11.26
ナンテン
東京都新宿区、住宅
2005.11.25
ナンテン
東京都新宿区、公園
2005.6.17
ナンテン
細く、カールして出てくる「ナンテン」の新葉。赤いものと緑色のものがある。
東京都新宿区、学校
2006.4.30
ナンテン
東京都新宿区、住宅
2007.6.8
ナンテン
果実
東京都新宿区、住宅
2005.11.24

品種

名称

白実南天(しろみなんてん)‘Shironanten’

特徴
実が白くて葉や茎など全体に赤味が少ない。
ナンテン
東京都新宿区、集合住宅
2005.11.13
名称

お多福南天(おたふくなんてん)‘Otafukunanten’

おかめ南天(おかめなんてん)
特徴
樹高は0.2~0.5mと矮性で、樹形は自然と円形に整う。小葉の幅が広く、内側に丸く湾曲する。実はならないが、寒くなると鮮やかに紅葉する。
オタフクナンテン
千葉県習志野市、住宅
2016.5.23
オタフクナンテン
千葉県習志野市、緑地
2016.7.8
オタフクナンテン
千葉県習志野市、緑地
2016.7.8
オタフクナンテン
東京都新宿区、集合住宅
2005.12.14
名称

琴糸南天(きんしなんてん)

学名
Nandina domestica var. capillaris
解説
古典園芸植物として江戸時代から様々な葉変わり品種が鉢植えや盆栽で栽培された。
特徴
小型で、葉が細く糸状。成長は遅い。
キンシナンテン
東京都調布市、神代植物公園、展示会、鉢植え
2009.4.22
キンシナンテン
東京都調布市、神代植物公園、展示会、鉢植え
2009.4.22
キンシナンテン
東京都調布市、神代植物公園、展示会、鉢植え
2009.4.22
NOTE
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