ミツガシワ科 |
アサザ属
ニムフォイデス属 |
名称 | アサザ(浅沙、阿佐佐)ハナジュンサイ(花蓴菜) |
---|---|
英名 | Fringed water-lily, Yellow floatingheart, Water fringe |
学名 | Nymphoides peltata |
名の由来 | 「アサザ」は、水の浅い場所に生育することから。 |
性状 | 多年草/冬季休眠/水生(浮葉) |
大きさ | 葉身径:2〜8cm/花径:30〜40mm/果長:1.5〜2.5cm/種子長:4〜5mm |
形態 | 池や沼に生え、泥中に地下茎を水平に這わせる。ここから葉柄を伸ばし、水面に基部がハート形で円形〜楕円形の葉を浮かべる。葉縁には低い波状の鋸歯がある。6〜8月頃、葉柄から束状の集散花序を出し、1日花を順次咲かせる。花は黄色で、花冠は5深裂し、裂片の縁は糸状に細かく裂ける。果実は扁平な蒴果で、秋頃熟し、中に1〜2個の種子が入る。種子は扁平な卵形~広卵形で、辺縁には硬い毛が生える。 |
原産地 | 日本(本州、四国、九州)、ユーラシア大陸の温帯地域 |
生育 | 湖沼、溜池、よどんだ水路などに自生する。結実するためには他家受粉が必要。 |
利用 | 池や水槽などで観賞用。若葉は食用になる。 |