ミズキ科 |
サンシュユ属
コルヌス属 |
名称 | ヤマボウシ(山法師) |
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英名 | Kousa dogwood |
学名 | Cornus kousa subsp. kousa
Dendrobenthamia japonica
Benthamidia japonica |
名の由来 | 「ヤマボウシ」は、白い総苞が白い頭巾をかぶった山法師を連想させることから。 |
性状 | 小高木~高木/冬季落葉 |
大きさ | 高さ:5~12m/葉長:4~12cm/総苞径:60~70mm/果径:1.5~3cm |
形態 | 幹は直立し、多く枝分かれする。樹皮は褐色で、成木になると不規則に丸く剥がれてまだら模様になる。葉は対生し、側脈が明瞭。全縁で、縁はやや波打つ。秋に紅葉する。5~7月頃、枝先に長い花柄を出し、花を咲かせる。花弁のように見えるのは4枚の総苞で、中心にある球状の花序に小花を20~30個つける。総苞は先が尖った舟形で、白色。9~10月頃、核果が球状に集まった集合果ができ、赤色に熟す。 |
品種 | 花(総苞)色が、ピンクや黄緑色の品種がある。 |
原産地 | 日本(本州~沖縄)、台湾、朝鮮半島、中国 |
生育 | 適潤地で良く生育し、乾燥する場所ではあまり生育が良くない。 |
利用 | 庭木、街路樹、公園樹。材は、器具、機械、薪炭などの用途がある。果肉は生食や果実酒になる。 |