ミズキ科 |
サンシュユ属
コルヌス属 |
名称 | ミズキ(水木) |
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学名 | Cornus controversa
Swida controversa
Bothrocaryum controversum |
名の由来 | 「ミズキ」は、早春に枝を切ると水が滴るほど樹液が多いことから。 |
性状 | 高木/冬季落葉 |
大きさ | 高さ:10~20m/葉身長:6~15cm/花序径:8~15cm/花径:8~10mm/果径:6~7mm |
形態 | 幹は灰褐色~灰黒色で、樹皮には浅い縦溝がある。主幹が直立し、枝が水平に出るため、階段状になる。葉は先が尖った広卵形~広惰円形で、全縁で、側脈が平行に走る。互生するが、枝先に集まって輪生状になるためわかりにくい。5月頃、新枝の先に散形花序を作り、花弁が4枚の白い小花を咲かせる。果実は球形の核果で、8月頃、黒紫色に熟す。 |
類似 | 「ミズキ」は枝が水平に広がり、階段状になる。新枝にも稜がない。花期が5月頃。萼筒が緑色。葉幅がやや広く互生する。 「クマノミズキ」は枝が斜上し、新枝には稜がある。花期が6月頃。萼筒が白色。葉幅がやや狭く対生する。 |
原産地 | 日本(北海道~九州)、南千島、朝鮮、台湾、中国、ヒマラヤ |
生育 | 日向で水分の多い所に生育する。成長が早い。 |
利用 | 公園樹。材は細工物、器具、下駄に利用される。 |