マメ科 |
エニシダ属
キティスス属 |
名称 | エニシダ(金雀枝) |
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英名 | Common broom |
学名 | Cytisus scoparius
Sarothmus scoparius |
名の由来 | 「エニシダ」は、スペイン語名の「イニエスタ hiniesta」がなまったもの。 |
性状 | 低木/冬季落葉、または常緑 |
大きさ | 高さ:2~3m/(小葉)葉身長:8~10mm/花長:20~30mm |
形態 | 樹形は株立ち。若い枝は濃緑で、角張っている。成木になると大きく枝垂れる。葉は、3出複葉で互生し、頂端では単葉で無柄となる。着花枝では頂小葉だけになる。5~6月に、蝶型で黄色い花が2年枝の葉腋に1~2個ずつ咲く。蜂などが花に止まると、その重みで花弁が開き受粉する。豆果は初夏に黒っぽく熟し、果皮がねじれて裂ける。 |
品種 | 花の翼弁に赤い色の入る「ホオベニエニシダ」や、花色がオレンジ色、朱色、白、複色など、多くの園芸品種がある。 |
原産地 | ヨーロッパ、北アフリカ |
生育 | 暖地に適す。水はけの良い、乾いた土壌で、日当たりよく。繁殖は挿し木か種子。 |
利用 | 庭木、公園樹、花材。枝や葉は有毒。 |