マメ科 |
ネムノキ属
アルビジア属 |
名称 | ネムノキ(合歓木) |
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英名 | Silk tree, Pink siris |
学名 | Albizia julibrissin |
名の由来 | 「ネムノキ」は、夕方になると葉が閉じる就眠運動をすることによる。 |
性状 | 高木/冬季落葉 |
大きさ | 高さ:6~10m/葉身長:20~30cm/(小葉)葉身長:3~6cm/(小羽片)葉身長:6~8mm/頭状花径:3~4cm/果長:10~15cm |
形態 | 樹皮はほぼ平滑な灰褐色で、小さい皮目がある。幹は直立し、枝は横に広く張り出す。樹皮は滑らかで灰褐色。葉は小羽片15~30対、小羽片の集まった小葉7~12対からなる2回偶数羽状複葉で、互生する。葉は夕方になると相対する小葉が合わさって閉じてしまう就眠運動をする。6~8月頃、枝先に淡紅色の花が10~20個集まった頭状花序を作る。花弁は薄緑色の漏斗状で、長い糸状の雌しべと雄しべが長く突き出てブラシ状になる。雄しべは多数で先端がピンク色で基部が白く、雌しべは1本で白色で雄しべより長い。花は日没前に開花し、芳香がある。果実は豆果で、毛が生える。種子は楕円形で5~15個が入る。 |
品種 | 花が白いものや、葉色が赤いもの、若木のうちから花を咲かせるものなどの園芸品種がある。 |
原産地 | 日本(本州~沖縄)、朝鮮半島、中国 |
生育 | 根が根瘤バクテリアと共生しているため、やせ地でも旺盛に生育し、乾燥や寒さにも強い。日当たりを好む。枝が横に広がるので庭木にはあまり利用されない。開花までは年数がかかる。 |
利用 | 公園樹、街路樹。樹皮は薬用になる。 |