ギンヨウアカシア（銀葉アカシア）

「ギンヨウアカシア」は、葉が銀灰色に見えることから。
「ミモザ」は、旧属名。日本では「ギンヨウアカシア」および「フサアカシア Acacia dealbata」の総称になっている。

高木／常緑

高さ：9～12m／（小葉）葉身長：3～5cm／（小羽片）葉身長：0.6～0.8cm／花序長：10～15cm／（球形の花序）花径：6〜8mm／果長：5～12cm

直立し、よく分枝する。葉は銀灰色で、小羽片8～25対、小羽片の集まった小葉2～4対からなる2回偶数羽状複葉で、螺旋状に互生する。2～3月頃（原産地では6～8月頃）、枝先の葉腋に花序を作り、芳香のある黄色いポンポンのような花を咲かせる。5個の花弁と萼は目立たず、多数の雄しべだけが目立ち、11～25個の花が球形の花序にまとまり、球形の花序が互生して総状花序になる。果実は偏平な豆果。

同属の「フサアカシア Acacia dealbata」では、小葉が30～40対、「モリシマアカシアAcacia mearnsii」では30～60対。

葉色が明るい黄緑色のものや、新葉が紫色になる品種がある。

オーストラリア（ニューサウスウェールズ州）

移植を嫌う。耐寒温度は-5℃程度。花後、剪定をして樹形を整える。

庭木、鉢植え。