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最終更新日:2015.9.21
マツ科
 
Tsuga(ツガ)
ツガ属
名称

ツガ(栂)

学名
Tsuga sieboldii
性状
高木/常緑/雌雄異花
大きさ
高さ:20~50m/葉身長:1~2cm/果長:2〜3cm
形態
幹は直立し、円錐樹形に、老木では傘形になる。枝は細く水平または先端が下垂する。樹皮は灰赤褐色で、不揃いな鱗片状に剥がれる。若枝は無毛で光沢がある。葉は硬く、光沢がある濃緑色の線形で、葉裏に2本の気孔線があり、先端はわずかに凹む。長短があり、螺旋状に互生するが、横枝の葉は水平につく。4~5月頃、雄花雌花ともに、前年枝の枝端に単生する。雄花は黄褐色で卵形、雌花は赤褐色で卵形。果実は球果で、果柄が大きく曲がって下向きにつき、はじめは緑色で、10月頃に褐色に熟す。成熟すると鱗片が脱落し、種子を散布する。
原産地
日本(本州中部~屋久島)、朝鮮
生育
耐陰性、耐寒性に優れるが、暑さにはやや弱い。
利用
公園樹、庭園樹、社寺林、盆栽。材は建材、船舶材、楽器などに利用される。
ツガ
東京都調布市、神代植物公園
2009.2.15
ツガ
東京都調布市、神代植物公園
2009.2.15
ツガ
東京都調布市、神代植物公園
2009.2.15
ツガ
東京都調布市、神代植物公園
2009.2.15
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