マツ科 |
モミ属
アビエス属 |
名称 | モミ(樅) |
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英名 | Momi fir, Japanese fir |
学名 | Abies firma |
性状 | 高木/常緑/雌雄異花 |
大きさ | 高さ:20~50m/葉身長:1.5~2.5cm/雄花長:1.5~2.5cm/雌花長:1.5~2.5cm/果長:9~11cm |
形態 | 樹形は円錐形になる。樹皮は暗灰色で鱗片状にはがれる。葉は硬く、光沢がある濃緑色の線形で、葉裏に2本の気孔線がある。葉はやや螺旋状がかった鳥の羽状に並ぶが、日のよく当たる上部では葉は短く、螺旋状になる。葉の先端は若木では2裂して尖るが老木では丸まる。5月頃、前年枝の葉腋に黄色い楕円形の雄花が数個垂れ下り、枝の先端に薄緑色で長球形の雌花がひとつ直立する。果実は球果で上向きにつき、はじめは緑色、10月頃に灰褐色に熟す。成熟すると鱗片が脱落し、種子を散布する。 |
類似 | 「モミ」は葉がやや太く長く、葉裏の2本の気孔線が鮮明ではない。葉の並びは鳥の羽状の傾向が強い。若枝は毛が生え、円滑。 「ウラジロモミ」は葉がやや細く短く、葉裏の2本の気孔線が鮮明。葉の並びは螺旋状の傾向が強い。若枝は無毛で深い縦溝がある。冬芽は蝋物質に覆われる。 |
原産地 | 日本(本州~屋久島) |
生育 | 耐寒性がやや弱いが耐暑性に富む。 |
利用 | 公園樹、庭園樹、社寺林、クリスマスツリー。巨大になるので庭木としての利用はあまりない。材はあまり利用されない。 |