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最終更新日:2023.3.18
ペンタフィラクス科
(サカキ科、モッコク科)
 
Ternstroemia(テルンストロエミア)
モッコク属
テルンストロエミア属
名称

モッコク(木斛)

学名
Ternstroemia gymnanthera
Ternstroemia japonica
性状
高木/常緑/両性花の木と雄花だけの雄木がある
大きさ
高さ:10~15m/葉身長:3~7cm/葉柄長:3~6mm/花径:15mm/果径:10~15mm
形態
主幹が立ち、基部からもよく分枝して、球形〜長球形の端正な樹形になる。樹皮は暗褐色で、平滑。葉は厚く光沢があり、先が尖った楕円形で、全縁で、葉柄は赤みを帯び、枝先に集まって互生する。6~7月頃、葉腋や芽鱗腋に長い花柄のある5弁花を下向きに単生させる。花は白色→薄黄色に変化し、花弁は反り返る。普通両性だが、雌しべが退化した雄花だけをつける株もある。果実はほぼ球形の液果と蒴果の中間の形態で、10月頃に果皮が裂開して赤い種子を出す。
品種
斑入り葉や、矮性の品種がある。
原産地
日本(本州中部~沖縄)、中国南部、東南アジア
生育
暖地に適す。耐陰性、耐潮性が高い。成長は遅い。若木でも樹形が乱れず端正。病虫害が多い。
利用
庭木、公園樹。材はたいへん緻密で堅く、白蟻の害や腐りを受けにくいため、沖縄では第一級の建築材とされている。床柱、寄せ木細工、櫛、くり物、薪炭などに利用される。樹皮から褐色の草木染めを作る。
モッコク
東京都新宿区、新宿御苑
2005.7.3
モッコク
千葉県習志野市、住宅
2021.7.1
モッコク
千葉県習志野市、公園
2021.7.4
モッコク
東京都新宿区、集合住宅
2005.7.11
モッコク
東京都新宿区、新宿御苑
2005.8.9
モッコク
千葉県習志野市、住宅
2021.9.28
モッコク
東京都文京区、小石川植物園
2005.10.12
モッコク
千葉県習志野市、公園
2021.10.19
モッコク
東京都新宿区、新宿御苑
2005.7.3
モッコク
千葉県習志野市、公園
2021.7.4
モッコク
果実
東京都練馬区、畑
2005.10.2
モッコク
果実
千葉県習志野市、住宅
2021.9.28
モッコク
果皮が裂開した果実
東京都新宿区、新宿御苑
2005.11.6
モッコク
果皮が裂開した果実
千葉県習志野市、公園
2021.10.19
NOTE
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