ペンタフィラクス科 (サカキ科、モッコク科) |
ヒサカキ属
エウリア属 |
名称 | ハマヒサカキ(浜姫榊、浜柃) |
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学名 | Eurya emarginata
Eurya emarginata f. macrophylla |
性状 | 低木/常緑/雌雄異株 |
大きさ | 高さ:2~5m/葉身長:2~4cm/雌花径:4mm/雄花径:5mm/果径:5mm |
形態 | 海岸斜面などで強風にさらされて生育すると、枝は流れるように這いぎみになる。葉は革質でやや厚く、楕円形で、葉の縁がやや裏側に巻き込み、ごく浅い鋸歯があり、互生する。10月~翌2月頃、葉腋に数個、下向きに花を咲かせる。雌雄異株で、雌花より雄花の方が大きい。花弁は5個。雄花には雄しべが10〜15個ある。雌花には雌しべが1個あり、雌しべの花柱は3裂する。花には独特の臭気がある。果実は球形の液果で、緑色→白緑色→ピンク色→暗赤色→黒色に熟す。果実は開花からほぼ1年後に熟すので、花期と果期は同時。 |
品種 | 矮性の品種がある。 |
原産地 | 日本(本州~沖縄)、朝鮮南部、中国 |
生育 | 岸斜面等に生育する。暖地に適し、耐陰性もある。刈り込みに強く整形しやすい。やや乾燥に弱い。 |
利用 | 庭木、公園樹、道路の分離帯、街路樹の間植、花材。 |