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最終更新日:2023.3.18
ペンタフィラクス科
(サカキ科、モッコク科)
 
Eurya(エウリア)
ヒサカキ属
エウリア属
名称

ハマヒサカキ(浜姫榊、浜柃)

学名
Eurya emarginata
Eurya emarginata f. macrophylla
性状
低木/常緑/雌雄異株
大きさ
高さ:2~5m/葉身長:2~4cm/雌花径:4mm/雄花径:5mm/果径:5mm
形態

海岸斜面などで強風にさらされて生育すると、枝は流れるように這いぎみになる。葉は革質でやや厚く、楕円形で、葉の縁がやや裏側に巻き込み、ごく浅い鋸歯があり、互生する。10月~翌2月頃、葉腋に数個、下向きに花を咲かせる。雌雄異株で、雌花より雄花の方が大きい。花弁は5個。雄花には雄しべが10〜15個ある。雌花には雌しべが1個あり、雌しべの花柱は3裂する。花には独特の臭気がある。果実は球形の液果で、緑色→白緑色→ピンク色→暗赤色→黒色に熟す。果実は開花からほぼ1年後に熟すので、花期と果期は同時。

品種
矮性の品種がある。
原産地
日本(本州~沖縄)、朝鮮南部、中国
生育
岸斜面等に生育する。暖地に適し、耐陰性もある。刈り込みに強く整形しやすい。やや乾燥に弱い。
利用
庭木、公園樹、道路の分離帯、街路樹の間植、花材。
ハマヒサカキ
東京都江東区、夢の島熱帯植物館
2005.10.23
ハマヒサカキ
千葉県千葉市、浜田川、河口付近の岸辺
2021.11.17
ハマヒサカキ
千葉県千葉市、浜田川、河口付近の岸辺
2021.11.17
ハマヒサカキ
千葉県千葉市、浜田川、河口付近の岸辺
2021.11.17
ハマヒサカキ
千葉県千葉市、浜田川、河口付近の岸辺
2021.11.17
ハマヒサカキ
千葉県千葉市、浜田川、河口付近の岸辺
2007.12.1
ハマヒサカキ
千葉県千葉市、浜田川、河口付近の岸辺
2007.12.1
ハマヒサカキ
雌花と果実
東京都新宿区、ビル
2005.11.27
ハマヒサカキ
雄花
千葉県千葉市、浜田川、河口付近の岸辺
2021.11.17
ハマヒサカキ
雄花
東京都新宿区、ビル
2005.11.27
ハマヒサカキ
雄花
千葉県千葉市、浜田川、河口付近の岸辺
2021.11.17
ハマヒサカキ
果実
東京都新宿区、ビル
2005.12.6
ハマヒサカキ
果実
千葉県習志野市、街路樹
2017.12.5
NOTE
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