ベンケイソウ科 |
イワレンゲ属
オロスタキス属 |
名称 | コモチレンゲ(子持ち蓮華) |
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学名 | Orostachys malacophylla var. boehmeri
Sedum boehmeri
Sedum aggregeatum var. boehmeri
Orostachys iwarenge var. boehmeri
Orostachys boehmeri
Orostachys aggregeata var. boehmeri
Sedum iwarenge var. boehmeri |
名の由来 | 「コモチレンゲ」は、葉が多重に重なった状態を「蓮花」にたとえ、ランナーから子株をどんどん増やすので。 |
性状 | 多年草/小さな新芽で越冬/一巡植物/多肉性 |
大きさ | 高さ:10~30cm/ロゼット径:2~4cm/花序長:6~20cm/花径:8mm |
形態 | 短い茎に葉が螺旋状に互生し、ロゼット状にまとまってつく。葉は粉っぽい薄青緑色で、やや肉質の倒卵形。若い株は冬季に葉が枯れるが、ロゼットの中心に小さな球形の新芽を作り、越冬する。春になると、葉腋から多数の走性枝を出し、先端に子株をつけて繁殖する。株は成長すると10~11月頃、茎を伸ばして狭円錐形の花序を直立させ、白色の5弁花をびっしりつけ、下から上へ咲き進める。葯は赤紫色。花が咲くとその株は枯れる。 |
品種 | 地域変種の「レブンイワレンゲ(礼文岩蓮華)Orostachys malacophylla var. furusei」がある。 |
原産地 | 日本(北海道、青森県) |
生育 | 日当たりのよい岩場や尾根上に自生する。乾燥に耐えるが、日陰や湿潤な環境に弱い。 |
利用 | 鉢植え、ロックガーデン。 |