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最終更新日:2023.1.21
ブナ科
 
Lithocarpus(リトカルプス)
マテバシイ属
リトカルプス属
名称

マテバシイ(馬刀葉椎)

サツマジイ(薩摩椎)
学名
Lithocarpus edulis
Pasania edulis
名の由来
「マテバシイ」は、葉がマテ貝に似ていることから。
edulis」は、“食べられる”の意。
性状
高木/常緑/雌雄異花
大きさ
高さ:10~15m/葉身長:10~20cm/葉身幅:3~8cm/葉柄長:10~25mm/花序長:5〜10cm/果長:15~25mm
形態
よく分岐し、単幹にならず、半球状の樹形を作る。樹皮は平滑で粉っぽい灰色。縦に細い筋が入る。葉は革質で光沢があり、先がゆるく尖った楕円形で、全縁で、互生する。葉は枝先に集まる傾向にある。5~6月頃、本年枝の先端の葉腋に、多数の雄花序と雌花序1〜2本を房のようにつける。花には独特の臭いがある。果実は堅果で、受粉後、年を越して翌年の10~11月頃、橙褐色に熟して、先が尖った楕円球形になる。浅い椀形の殻斗は、総苞片が瓦状に並ぶ。
原産地
日本(関東~沖縄)、台湾
生育
乾燥、潮風、大気汚染に強い。萌芽再生力が高い。繁殖は、実生。
利用
庭木、庭園樹、公園樹、街路樹。果実は渋味がなく、あく抜きをしなくても生で食べられる。材は、薪炭、器具、農具の柄などに使われる。
マテバシイ
千葉県千葉市、公園
2021.5.30
マテバシイ
千葉県習志野市、公園
2016.5.29
マテバシイ
千葉県千葉市、公園
2021.5.30
マテバシイ
千葉県習志野市、公園
2016.6.1
マテバシイ
東京都新宿区、新宿御苑
2005.6.9
マテバシイ
千葉県千葉市、緑地
2016.8.29
マテバシイ
千葉県千葉市、公園
2021.9.29
マテバシイ
千葉県千葉市、緑地
2021.9.10
マテバシイ
千葉県千葉市、公園
2023.1.17
マテバシイ
東京都新宿区、新宿御苑
2005.6.9
マテバシイ
新芽と果実(未熟)
千葉県千葉市、緑地
2021.5.2
マテバシイ
花序と果実(未熟)
千葉県千葉市、公園
2021.5.30
マテバシイ
花序と果実(未熟)
東京都新宿区、新宿御苑
2005.6.9
マテバシイ
雌花序と雄花序
東京都新宿区、新宿御苑
2005.6.9
マテバシイ
雌花序と雄花序
千葉県千葉市、緑地
2021.5.29
マテバシイ
前年の果実と今年の果実(未熟)
東京都新宿区、新宿御苑
2005.10.13
マテバシイ
果実
千葉県千葉市、緑地
2021.9.10
マテバシイ
果実
千葉県千葉市、緑地
2011.10.31
マテバシイ
果実
千葉県千葉市、緑地
2011.10.31
マテバシイ
果実(未熟)
千葉県千葉市、公園
2023.1.17
マテバシイ
新芽と果実(未熟)
千葉県千葉市、公園
2023.1.17
NOTE
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