フトモモ科 |
コバノブラシノキ属
メラレウカ属 |
名称 | コバノブラシノキ属メラレウカ属
メラレウカ
ティートゥリー |
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英名 | Tea tree, Paperbarks, Honey-myrtles |
学名 | Melaleuca |
解説 | 常緑の低木〜高木。樹皮は紙のように薄く剥離するものが多いが、硬くて荒い樹皮や繊維状の樹皮を持つものもある。葉は革質で、互生、十字対生、または不規則につく。多数の花が集まってボトルブラシ状の形になる。花は5弁花で、白色、クリーム色、ピンク色、赤色など。雄しべは多数、基部で花糸が融合して5束になる。果実はカップ形~球形の蒴果。何年も樹上に残ることがあり、山火事などで加熱されると開く性質がある。 |
名の由来 | 「ティートゥリー Tea tree」の名で呼ばれるものは、「メラレウカ属」や「レプトスペルムム属 Leptospermum」の総称、また「クンゼア属 Kunzea」のいくつかも含み、はっきりとした定義は無い。オーストラリア先住民が薬用茶として利用していたのを英国探検家ジェームズ・クックが真似て、これらの葉を使ったことから。 「Paperbarks」は、樹皮が紙のように薄く剥離しやすいことから。 |
利用 | 庭木、公園樹。 オーストラリア先住民が葉を薬用として利用していた。葉や茎からから採れる精油“ティートゥリーオイル”は、香料や薬用として利用される。 |