フトモモ科 |
ユーカリノキ属
エウカリプトゥス属 |
名称 | ユーカリノキ属ユーカリ |
---|---|
学名 | Eucalyptus |
解説 | 300~600の種が、オーストラリア東南部やタスマニア島、ニューギニアなどに自生する。常緑高木となるものが多い。コアラの食料として知られる。精油を多く含有するために、山火事の要因になることが多い。 |
名の由来 | 「ユーカリ」は、学名の英語発音“ユーカリプタス”を短縮した。 |
性状 | 常緑、または乾季落葉 |
形態 | 幼木の時には葉身の幅が広く無柄で対生し、成木になると細長くなり有柄で互生になることが多い。蕾は倒円錐形か鐘形の萼の上に、花弁の名残である広円錐形の蓋が合着した紡錘形で、蓋が脱落して開花し、多数の雄しべが広がる。果実は蒴果で細かい種子を多数含有する。 |
原産地 | オーストラリア(東南部)、タスマニア島、ニューギニアなど。 |
生育 | 成長が早い。根を非常に深くまで伸ばす。アレロパシーが強く他の植物の生育を阻害することがある。 |
利用 | 生育が早く、緑化に用いられる。材は、パルプ原料や建築、造船、橋、枕木、家具、工芸品などに利用される。葉から採れる精油は、香料や医薬品などに利用される。 |