ブドウ科 |
ノブドウ属
アンペロプシス属 |
名称 | ノブドウ(野葡萄)ザトウエビ(座頭蝦)
ヘビブドウ(蛇葡萄) |
---|---|
英名 | Porcelain berry |
学名 | Ampelopsis glandulosa var. heterophylla
Ampelopsis brevipedunculata
Ampelopsis brevipedunculata var. heterophylla
Ampelopsis heterophylla |
性状 | 木本/冬季落葉/蔓性(巻きヒゲ) |
大きさ | 葉長:4~13cm/花径:3mm/果径:60~80mm |
形態 | 蔓性で、巻きヒゲを他物に巻きつけてよじ登る。 茎の基部は木質になり、蔓は長くのびてジグザグに曲がり、節はしばしは肥厚する。葉は互生し、普通3~5裂し、縁には鋸歯がある。葉の形には変異が多く、深く切れ込むものもある。葉と対生して二股に分かれた巻きひげがある。7~8月に葉に対生して集散花序を出し、黄緑色のごく小さな花を咲かせる。球形の液果は淡い紫色を経て空色に熟す。果実は正常なものが少なく、多くはブドウタマバエやブドウトガリバチが寄生して“虫えい”を作る。この場合は果実が大きく不規則にゆがんだ球形になり、赤色になることもある。 |
品種 | 特に葉が深く切れ込むタイプものは「キレハノブドウ Ampelopsis glandulosa var. heterophylla f. citrulloides」として区別する。また、葉が無毛の「テリハノブドウ Ampelopsis glandulosa var. hancei」がある。 乳白色の斑が入る、園芸品種がある。 |
原産地 | 日本(北海道~沖縄)、アジア東北部 |
生育 | 藪や草原に繁茂している。 |
名称 | ノブドウ(野葡萄)/キレハノブドウ(切葉野葡萄) |
---|---|
学名 | Ampelopsis glandulosa var. heterophylla f. citrulloides
Ampelopsis glandulosa var. heterophylla f. citrulloides |
特徴 | 葉の切れ込みが深いものを「ノブドウ」の品種として区別することがある。 |
名称 | ノブドウ(野葡萄)‘エレガンス’ノブドウ(野葡萄)/ニシキノブドウ(錦野葡萄) |
---|---|
学名 | Ampelopsis glandulosa‘elegans’ |
特徴 | 芽吹きの葉は緑色だが、だんだん乳白色の斑が浮き上がり、新葉が薄赤紫色に染まる。 |