ヒノキ科 |
コウヨウザン属
カニンガミア属 |
名称 | コウヨウザン(広葉杉) |
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英名 | China fir |
学名 | Cunninghamia lanceolata |
性状 | 高木/常緑/雌雄異花 |
大きさ | 高さ:30m/葉身長:3~5cm/花序径:5~6cm/果径:3~4cm |
形態 | 幹は直立し、樹形は円錐形になる。樹皮は茶褐色で縦に長く裂ける。側枝は水平に出て、先端はやや下垂する。葉は光沢がある濃緑色の長披針形で、互生するが、不規則な羽状に見える。葉裏には2本の白い気孔線が入る。葉は枯れると小枝ごと落下する。雌雄異花で、3〜4月頃、枝先に雌花1〜2個をつけ、その周囲に雄花多数をつける。雄花は長球形で薄茶色、雌花は鱗状で黄緑色の葉の塊のよう。果実は卵形の球果で、10~11月にやや光沢がある黄褐色に熟す。種子は黄褐色で、幅の狭い翼がある。 |
品種 | 園芸品種がある。 |
原産地 | 中国南部、台湾 |
利用 | 庭木、公園樹。材は建築材、器具材、船舶材などに利用される。 |