ヒノキ科 |
ヒノキ属
カマエキパリス属 |
名称 | ローソンヒノキ(ローソン檜)ベイヒ(米ひ) |
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英名 | Ginger pine, Lawson cypress, Oregon cedar, Port orford cedar, White cedar |
学名 | Chamaecyparis lawsoniana |
名の由来 | 種小名の「lawsoniana」は、スコットランド、エディンバラの“ローソン・アンド・サン種苗場 Lawson and Son nursery”に由来。発見してヨーロッパに持ち帰った。 |
性状 | 高木/常緑/雌雄異花 |
大きさ | 高さ:30~50m/葉身長:3〜5mm/雄花径:3〜4mm/果長:10〜14mm |
形態 | 幹は直立し、樹形は円錐形になる。樹皮は灰褐色〜赤褐色で縦に長く裂ける。側枝は水平または斜上で、地面近くまで広がり、小枝が下垂する。葉は青みを帯びた緑色で、鱗片状で先端がやや尖る。幼木では針葉、成長すると次第に鱗葉が増え、針葉と鱗葉が混在する。雌雄異花で、早春に枝先に雌花と雄花をそれぞれ単生する。雄花は最初暗赤色で、花粉を散布すると茶色に変わる。球果は球形で、赤褐色に熟す。 |
品種 | 園芸品種が多数ある。 |
原産地 | 北アメリカ西部 |
生育 | 夏の高温多湿条件下に弱い。 |
利用 | 公園樹、街路樹、庭園樹、庭木、鉢植え。材は、ヒノキよりも安価なので、代替材として利用される。 |
名称 | ローソンヒノキ(ローソン檜)‘コルムナリス・グラウカ’ |
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学名 | Chamaecyparis lawsoniana ‘Columnaris Glauca’ |
名の由来 | 「Columnaris」は、ラテン語で“円柱状の”という意。「Glauca」は、ラテン語で“淡青緑色の”という意。 |
特徴 | 樹高は3~6m。葉は青灰色の鱗葉で、枝に平面状につき、表裏が無く、縦向きに出る。 |
名称 | ローソンヒノキ(ローソン檜)‘エルウッズエンパイヤー’ |
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学名 | Chamaecyparis lawsoniana ‘Ellwood’s Empire’ |
特徴 | 樹高は1.5~2.5m。樹形は円錐形で、分枝が多い。葉は明緑色の鱗葉で、枝に平面状につき、表裏が無く、縦向きに出る。若いうちは針葉が多い。成長は遅い。 |
名称 | ローソンヒノキ(ローソン檜)‘エルウッディー’ |
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学名 | Chamaecyparis lawsoniana ‘Ellwoodii’ |
特徴 | 樹高は4~8m。樹形は狭円錐形だが、成長するとバラバラに乱れる傾向がある。葉は灰青緑色の針葉で柔らかい。冬季はやや赤味を帯びる。 |