ヒガンバナ科 |
タマスダレ属
ゼフィランサス属
ゼフィランテス属 |
名称 | サフランモドキ(サフラン擬)ゼフィランサス・カリナタ |
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英名 | Rain lily |
学名 | Zephyranthes carinata
Zephyranthes grandiflora |
名の由来 | 江戸時台末期の日本に渡来した当初、薬用の「サフラン」であると誤認された。明治の初めになって誤用とわかり、「サフランモドキ」の名になった。 |
性状 | 多年草/常緑(寒冷地では冬季休眠)/球根(鱗茎) |
大きさ | 高さ:20〜30cm/葉身長:15~30cm/葉幅:7mm/花径:60mm/鱗茎径:15〜30mm |
形態 | 地下部に鱗茎ができる。春に萌芽、地際から肉厚で扁平な紐状の葉が叢生する。6〜10月頃、花茎を立ち上げ、茎頂にピンク色の花を1個咲かせる。花被片は淡~濃ピンク色で基部が白、6枚が平開する。雄しべは6個で、T字形に長い葯がつき、葯の色は橙黄色。雌しべは白く、まっすぐ伸びて突き出て、先端は3〜5裂する。果実は蒴果。 |
類似 | 「ハブランサス・ロブスツス Habranthus robustus」は、雄しべが短く、葯の部分も短く、雌しべは先端が上向きに鉤形に曲がる。 「サフランモドキ」は、雄しべが長く、葯の部分も長く、雌しべはまっすぐ伸びて突き出る。 |
原産地 | メキシコ、グアテマラ |
生育 | 強健で栽培容易。花は雨の後に咲く。 |
利用 | 庭植え、鉢植え。葉や鱗茎は有毒。 |