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最終更新日:2015.8.24
ヒガンバナ科
 
Lycoris(リコリス)
ヒガンバナ属
リコリス属
名称

リコリス・スプレンゲリ

ムラサキキツネノカミソリ(紫狐の剃刀)
学名
Lycoris sprengeri
名の由来
種小名の「sprengeri」は、人名の“カール・ルートヴィヒ・スプレンゲル Carl Ludwig Sprenger”に由来。19〜20世紀、ドイツの植物学者。
性状
多年草/冬季および夏季休眠/球根(鱗茎)
大きさ
高さ:40~70cm/花序径:10~15cm/鱗茎径:3〜4cm
形態
地下部に鱗茎ができる。早春に萌芽、地際から扁平な紐状の葉が叢生する。6月頃、地上部が枯れて休眠する。8月下旬~〜9月頃、花茎を立ち上げ、茎頂に放射状の散形花序を作り、尖端部が紫色がかったピンク色の花を、5〜8個咲かせる。花被片は6枚で、外側にややそり返る。花は横向きで、雄しべ6本と雌しべ1本が伸び、先端は上向きに湾曲する。花糸はピンク色、葯は黄色。果実は蒴果。結実すると花茎は倒れ、地上部が枯れて休眠する。
原産地
中国(雲南省)
利用
花壇植え、鉢植え、切り花。植物全体に毒性がある。
リコリス・スプレンゲリ
千葉県習志野市、緑地
2014.9.5
リコリス・スプレンゲリ
千葉県習志野市、緑地
2014.9.4
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