ヒガンバナ科 |
キルタンサス属
キルタントゥス属
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名称 | キルタンサス・マッケニー |
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英名 | Fire lily, Ifafa lily |
学名 | Cyrtanthus mackenii |
名の由来 | 種小名の「mackenii」は、人名の“マーク・ジョンストン・マッケン Mark Johnston McKen”に由来。19世紀、スコットランドの園芸家。南アフリカのダーバン植物園の最初の学芸員。 「Fire lily」は、自然の山火事の後、非常に迅速に開花することによる。 「Ifafa lily」の「Ifafa」は、原産地南アフリカの地名。 |
性状 | 多年草/常緑/球根(鱗茎) |
大きさ | 高さ:30~50cm/葉身長:10~40cm/葉幅:0.5~1cm/花長:35〜45mm/果長:1~2cm |
形態 | 地際から扁平な紐状の葉が叢生する。年末から翌年5月頃、花茎を立ち上げ、茎頂に散形花序を作り、8〜15個の淡黄色〜白色の花を咲かせる。花は細長い筒状で、先端は6裂して平開する。花には芳香がある。受粉は夜間、蛾によってなされる。果実は長球形の蒴果。 |
品種 | 花色は、白、クリーム色、黄、桃、赤など。古くから交配育種されており、マッケニー種以外との交雑種もあるため、花期などはまちまち。黄やクリーム、薄桃の品種は花期が長く、夏近くまで咲く。 |
原産地 | 南アフリカ東部 |
生育 | 原種は、湿地帯に自生する。春か秋に植え付け。乾燥させないように。関東地方なら屋外で越冬できる。 |
利用 | 花壇植え、鉢植え、切り花。 |