ヒガンバナ科 |
クンシラン属
クリビア属
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名称 | クンシラン(君子蘭)ウケザキクンシラン(受咲き君子蘭)
クリビア・ミニアタ |
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英名 | Scarlet kafir lily, Bush lily, St John’s lily, Fire lily |
学名 | Clivia miniata |
名の由来 | 「ウケザキクンシラン」は、上向きに咲く「クンシラン=クリビア・ノビリス」の意。しかし、日本で一般に流通しているのはこちらなので、通常はただの「クンシラン」と呼ばれている。 「クンシラン」は、高貴な花のイメージからで、ラン科とは関係ない。 |
性状 | 多年草/常緑 |
大きさ | 高さ:30~60cm/葉身長:40~60cm/葉幅:4~8cm/花長:50~80mm/果径:2~3cm |
形態 | 葉はやや光沢がある濃緑色で、扁平な紐状で、互生し、基部は2列に並んで重なり合う。4~5月頃、花茎を立ち上げ、先端に漏斗形の花を、5〜15個咲かせる。花披片は6枚で、朱色。雌しべは1個で柱頭が3裂し、雄しべは6個。果実はほぼ球形で、晩秋に赤黒く熟す。 |
品種 | 多くの園芸品種がある。草丈が20cmほどにしかならない「ダルマ系」と呼ばれるグループや、葉に斑が入るもの、花の色が黄色やクリーム色のもの、八重咲きのものなどがある。 |
原産地 | 南アフリカ |
生育 | 自生地は雨の少ない樹林地帯の半日陰。夏場は風通しの良い日陰に、冬場は凍らない程度の室内で管理。播種後、5年程たって株が充実すると開花する。ある程度寒さにあわないと、花茎がよく伸びない。開花中は涼しくすると花持ちがよくなる。花後、花茎を切る。 |
利用 | 鉢植え。 |